動画委員会さんに、2本目の動画をアップしていただきました。初めに1本目がなぜボツになったか、という話から。
天候を吟味し日程を勘案し最高の状態まで待ちます。太陽の角度を想定し、本堂内部にまで光が入る午後2時から撮影を開始。そして途切れることなく撮影した2時間の長尺映像。(映像を機材から抽出するのに苦労したのは1本目に記述済)動画委員会さんは、製作するのであればと画質にこだわる。ならば機材で撮影できる最高画質で映像を残したい。(画素数は編集時にいくらでも、下げることは可能だが、それ以上に上げることは困難)
完成した動画は超高画質で、本堂の正面である階段の下からゆっくり、一段一段を上がる場面からスタート。観音坂と言われるだけあって、長い長い階段を画面いっぱいに映し強調します。ゆっくり時間をかけながら昇りきると快晴で雲一つ無い青空をバックに遠く本堂が見えてきます。
(実際には9割以上の皆様が車で来寺され、本堂真後にある駐車場まで直接来れます。そしてバス亭からも階段を通らずに来寺できるので、階段をあがりきった爽快感のままに真正面からの長谷寺という体感を知る人は少数)
本堂に照準を合わせながら、超広角の画像のまま真っ直ぐに歩みをすすめます。開かれた本堂の扉をそのままに内部へと進み、本尊様を見上げます。そのまま、ターンバック。振り向くと本堂内部から、雄大な丹沢山脈を最前列にそびえる大山を頂点として美しく左右に広がる稜線を仰ぎながら、遠く湘南台までキレイにつながって見えてきます。
と、ここまでで、ボツが決定してしまいました。
来寺される皆様が実際に見る光景をそのままに歩く時間をかけながら仮想体験する画像なのですが、動画として保存し、放映すると難がでます。実際に歩くと、本堂の屋根が強調されて他の記憶がまったく残らないのですが、今回、画像、画質にこだわり、歪むことのない超広角の画像は、参道左右の墓石の名前がバッチリ読めておりました。
現代社会でプライバシーという観点から、放映を延期し、今後編集ソフトで違和感が無い映像に整えてから再度発表、するよりも、とりあえず前に進みましょうということで、今回の第二弾の動画をアップロートすることになりました。
(今回の映像の前があります。という件でした)
今回は上記をふまえて、編集しております。