死後の世界

例えば自分が死んだ時、自分の目線で考えるのか、残される人々の目線で考えるのか。

お釈迦様は人々の幸せを常に考えた

昭和の時代は次の世代へ負の遺産を残さない事を大前提にしていた。なぜ日本が戦争をはじめなければならなかったのか、自らの命をかけて次の世代が幸せになるように。と。

平成から令和に進み、自分を最優先に考える事を推奨し過ぎたのではなかろうか?

たしかに余裕を感じる事が少なくなったのは、わずかにバブルを知る世代だからなのかもしれない。

バブルを知る世代が自宅を所有している世代と、統計に記されている。

そもそも若年層は、余裕という感覚が薄い。

次の世代に迷惑をかけたくない。の裏には、次の世代には余裕がなく、自分たちの世代だけが資産余裕がある。ということなのだろうか?

海外で日本人というだけで信頼されるのは、先代の日本人が、善き行いを重ねて来た結果。

次の世代を考えて行動する。それは自分の前の世代を感謝することでもあり、先代を粗末にすると自分も粗末にされてしまう。

吉田松陰という人物が次世代へ贈った想い。自分の死後 持って行けるのは徳業だけで、悪行は次世代の重荷になる。

死後は補正ができないからこそ現世での徳は損をしてでも他者への徳を重ねる。

次の世代を育てるには、次の世代がより良く生きやすくなるように、負の遺産を増やすことなく豪華を控え基本に戻す

禅は深く想う事

禅は心を浄め研ぐ事であり

禅は深く観じる事

己の死後の世界に何を託すのか

死後の世界

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