名古屋から御朱印にお越しくださいました ありがとうございます
まあ 目的のお寺さんと違ったとは言え お経 一巻あげさせていただきました
どうして 御朱印を始められたのですか と ご質問をさせていただき
実は息子を亡くされて。というお話をお聞きしました
薬剤師を目指し 大学を卒業し 病院に就職をなされ、その半年後に脳腫瘍により他界なされました。
母として息子のことを忍び、会いたくて会いたくて。どこか近くに少しでも近くになれる場所はないこと あちらこちらのお寺様に足を運ばれたそうです。
そして名古屋から この厚木市長谷の小さなお寺へ
喜びを抑え 私は幸せになってはいけないんじゃないかと長年にわたり 身を謹んで参られました
お話をお聞きしていて息子さんの立場だったらお母さんに何が言いたいか 何を私は住職として伝えるべきなのかを 観音様に問いかけ お話をさせていただきました
もしもあなたが 息子さんだったとしたらば 上から自分の母親へ 何てお話をされるのか
僕のために涙を流しすぎるのではなく自分の人生を楽しんでもらいたい
美味しいものもいっぱい食べてもらいたい
温泉にも行ってもらいたい
きっと そのように お話をなされるのではないでしょうか ?と、お話をいたしました。
すると お母さんは パッと 笑顔になり、あー楽しんでいいんだ
息子さんの声を 観音様を通して実感することにより 次の人生を歩む方向確認をなされておりました
電車バスにて 愛知県名古屋からお越しいただき誠にありがとうございます
道を気をつけて楽しみながら 工夫しながら お進みくださいますよう ご祈念申し上げます。
