企画書5

失敗について

題名が完全に間違っているけど気にせずに進みたい。

2017年になぜ断念したのかという話。失敗にはたくさんの情報が詰まっている。

「失敗したの?じゃあダメじゃん」と 井戸の話を始めれば何人にも言われる。

私も無事に 、ちゃんと凹むことができる精神の持ち主であり、生きている証拠なのだと思う。(まあ、言い訳をしながら、経験値を増やす努力と信じて多くを体験したい。でもなるべくならば、簡単に サラッと 出来たんだ。 と偉そうに言いたいのが本音。

さて、なぜ失敗したのか?7メートルという安定した作業方式で安定して進む様になったのに、修正し続けながら進んでいたのに。

地表の土は関東ローム層と言われるとても固い層で、技術も経験も自信もなかったので一日に何メートルもという事にはならなかった。

掘り管こそある程度の太さですが徐々に細くして、16ミリの塩ビ水道管で延長していきます。

元々塩ビパイプは軽量なので、長さの短いうちは筒の中に満たした泥水も抵抗感も少なく上下することもできます。

打ち抜き井戸と言われる様に、何度も何度も棒状にそびえるパイプを何度も持ち上げ何度も落とす。基本この繰り返し。

先端には鉄製の金具がついている。穴の中は水でみやされている。土は水を含めば柔らかくなり削ることができる。削られた土は堀菅の中に収納されて、共に入った水は堀管上部に開いた部分から吐き出される。

ある程度進めば土が筒の中に入って来るので、地上まで抜き取り排出

何度も打ち込み何度も排出。排出した土は子育て入浴で使ったプラスチックのタライに入れる。入れればすぐに土と水は分離しますので ある程度貯まれば水は筒に戻し 土は土のう袋に入れる。試掘でもありますので 直径が大きくないのでそれほどの量にはならないことがわかります。

1人手作業ですから ひしゃく で水も戻せるレベル。

ゴムの滑り止めがついた手袋をしていても土と水が潤滑剤の働きをして滑る。滑るから強く握る。握ると疲れる。を繰り返し、なんか楽する方法を考える

当たり前ですが 先代の先輩方の資料には取手がついている。これを撞木(手木かな?)

ひとは 物を上下するならば地面に平行の取手があると持ち上げ易い

垂直の棒に水平な棒を取り付けた途端、今まで苦労していたことが嘘の様に軽く持ち上げることができる。そして力強く打ち下ろす事もできる。

ズンズン進む。仕事が早い!早いと楽しい 楽しいときに 物事はおきる

あまりにも早く掘りが進む。

今までは横の棒がなかったので深くなっても3メートル事に水道管を継ぎ足すだけだったのが 撞木を付け替えて固定する作業が圧倒的に増えた。

位置を力のかけやすい場所に変更する。作業する。すごい速度で掘れる。土を筒の中から引き上げて排出。これも簡単

(3メートルの塩ビパイプ水道管が3本繋がれば9メートル。これが駐車場側に横になる。

これがスルーっと穴の中に入っていくのは生き物のように見事にキレイに入っていく。)ここの文章 文面的には不要

撞木は何度も位置を移動することになり何度も繰り返す耐久性がない品を使った為にネジ部分が弱くなる。手で動かせなくなってきて工具のペンチを探しに行った3分程

堀り管は 7メートルしたの底についたままだった。穴の中は水と土と小石が混ざった状態。その状態で混ぜて続けていれば固形物も浮遊するけど。止めた3分は重力に従って沈む。沈めば底に掘り官がある

底の部分が一番広く、上に行くにしたがって細くなる。その細くなる肩の部分に土砂が貯まる。3分後 ビクトモしなかった。

引いてダメなら押してみた 動かない

テコの原理で抜いてみる 動かない。

三脚を置いてその垂直に900キロで引いたまま1日放置。水分もあるから柔らかくなって抜けるのではないかと淡い期待の後 破断するまで牽引。

結果は

一番弱い部分が壊れました。

余興

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