雪が降る。雪が積もるという予報に、あわてて、冬タイヤを着けようと、あっちこっちの店舗に電話をしてみました。新品の冬タイヤはなぜか1年前に購入済み。ということは(ゴムは事実上風邪をひいた状態と言うらしい)タイヤはある。ホイルに組み替えていただくときには、持ち込みという作法になる。
一般的には購入したお店でタイヤは交換するものであり、自分で交換する人はめったにいない。(が、ここに居る) 積雪前日ということもあり、ご予約でいっぱいの店舗にはあきらめて、自分で組み込む作業をはじめてみた。のですが、今回アルミホイールに組み込むのは、初めてだったらしく、ホイルの傷が気になり、完全手作業は途中であきらめることにしました。
お隣さんは、手動のタイヤ交換機をお持ちだったので、お願いしにあがってみた。快く返事をくださり、作業方法まで教えていただきながら、4本ともに組み替えることができた。先人の知恵というのでしょうか、ここはこのようにすると楽にできるよ。これはタップり使うことが大切。抜く方向には指定があるんだ。もちろんタイヤには向きがあるし、終了後に不具合となる場所はタイヤ本体ではなく、バルブ(空気圧を調整する部分)の交換をしないことに起因するから、交換したほうがいいよ。在庫があるからと頂きました。細部にわたり教えていただきました。
まさに先人の知恵。経験者だからこその的を得た教え方に心底感動。youtubeや書籍からの習得ではなく、状況に応じて、必要な時に適格に教えていただけることを本当にありがたく感じました。
翌日、感謝の気持ちをこめて、シフォンケーキを焼き、ご持参してみました。身内には練習しつつ約80個以上の失敗作をたべてもらった事が起因してかありがたがってもらえないが、はじめて観る方にとっては大きさからのインパクトが想像以上のもようで、とってもうれしがってもらえた。(まあ、卵7個使えば大きい品ができあがります。ハイ)
今年は長谷寺内に喫茶室の開始予定でもあり、練習をかねて、シフォンケーキ作成を続けてみようとおもっています。笑顔は他人を元気にしてくださいますね。笑顔がひろがるお寺を目指して精進してまいります。
街は機械化、電子化が進んでおりますが、手作業のありがたさ、おもてなしの心のありがたさを実感いたしました。