静かに坐る

どこでも構わない

ただ、静かに座る場所、座れる場所、それを自分で決める

何度変えても構わない

まずそこに座ってみる。座ることによって自分の心が、身体が感じる。「ここでいいんだ。ここはもうちょっと違うところかな。」それを感じながら、その場で座り続けてみる。

曹洞宗では壁に向かって座る

例えたくさんの人がいても、そしていろんなものが見えたとしても、壁に向かうことによって気持ちを整えることができる

気持ちを整えるとは、心の中を見つめること心の中にある様々な物事。今までの経験、そして今からやらなければならないこと。やることに対してわずらわしく感じていること、めんどくさいなぁと思っていること、そして嫌なこと全てが心の中、頭の中に入っている。それを一つ一つ解きほぐす。それが座るということ。

はじめは、3分5分と短めで。やがて慣れてくれば、10分20分30分と時間を伸ばしてみる。効果を実感できます。

悩んでいたこと。課題に、それだけの時間を向き合うことによって、様々なことが見えてくる。感じてくる。そして疑問に思っていること、まだ知らないことそれがよく見えてくる。

足をほどいたとき、その一つ一つをやってみる。調べてみる。考えてみる。そして行動をする。

その悩みはやがて答えとなってかえってくる。結果として出てくる。できたりできなかったり、できたんだとすると、嬉しくできなかったんだとするならば、なぜできなかったのか今一度もう一度座って考えてみる。

もちろん様々な要因遠縁があって、結果が出たのはそんな理由があったんだ。と思うタイミングかもしれないし、そもそも考え方が間違っていたのかもしれないし、もともと自分のことではなかった。自分ができる範囲を超えていたのかもしれない。又は自分の力量が足らなかったのかもしれない。

それを素直に受け止める素直に受け入れる。なるほど結果はこうなるんだ。そこで手を離すのも1つの方法。再度チャレンジ。もう一度やり直してみることも行を重ねる。行を修めることを修行と言う。

いつでも静かに座れる場所を定める

それが喫茶店の一鶴でもいい。机の前でもいい自分が落ち着く場所、それを1つ定めてみる。

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