年に数回お寺の正面に太陽が来る。夕焼けで赤く輝いた太陽の光は暖かくそして穏やかでまるで観音様に光が届くようにと太陽が降りてくるように感じる。
もちろんそんな事はありません太陽の方向に向けてお寺が立っているのです。お寺を建てるときに太陽の位置を確認しそして1000年の昔に定めた方向に立っているのです。
本堂からの夕焼けはとても綺麗で大山の霊山が見事に輝きやがて空一面真っ赤に染め上がり見とれていると1日の疲れがすーっと消えていくようです。
やがて夕焼けから星空へと変わってゆく。今日も1日おつかれさまでしたまた明日、新たな太陽さんとなって私たちをてらしてくださいます。それまでゆっくり一休み。
西方浄土からのヒノヒカリ。西には浄らかな地が広がり、東も北も南へも善き地が行き渡りますように願いながら。
新たな明日を楽しみとして、ご褒美の夕焼けとしていただきましょう。